お知らせ

まん延防止等重点措置~2/20


コロナ感染拡大防止のため、事務所への出社は極力控えて頂いていますが、大阪府でまん延防止の期間が2/20までとなっているのに合わせて、2/20までを期間目安とします。引き続き、管理者からの指示等で要請を受けた場合を除き、訪問サービス以外は自宅待機でお願いします。同時にノロウィルスも流行ってきています。嘔吐物からも感染するため、マスク、グローブ、エプロン等は必ず着用してご対応下さい。

 

1331875784_y

ノロウイルスは一般的なアルコール消毒薬が効きにくいです。多くのウイルスは表面にエンベロープという脂分の膜があり、アルコールはそこを壊す作用があります。しかし、ノロウイルスはその膜を持っていないのでアルコールでは死ににくいです。最近はノロウイルスにも効くようなアルコールの消毒薬も開発されていますが、多くの場合は不十分なので、トイレを掃除する時は次亜塩素酸ナトリウムという成分を使った洗剤を使うこと。手は次亜塩素酸ナトリウムで洗うのは難しいので、しっかり流水と石けんで洗うことが大事です。ノロウイルスは空気感染するものではないので、感染した人と一緒にいたからうつるというものではありませんが、激しく嘔吐したり便で汚染されたところからウイルスが舞い上がって吸い込むことで感染することがあると言われています。有名な話では、絨毯に嘔吐した後、そこを掃除していて掃除機をかけたら掃除機からウイルスが巻き上がって感染したという報告があります。掃除するときはホコリを飛ばさないようにするとか、しっかりマスクをしておくことが大事かと思います。あとは生牡蠣のような食べ物でうつることもあるので、しっかり加熱したものを食べるなど、生牡蠣を食べる場合は十分安全なものを使うことが大事です。

 

消毒液の作り方

※家庭用の次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤でも代用できます。

ペットボトルを使用した希釈方法

500mlペットボトルとキャップの写真

上の写真のように500mlのペットボトルのキャップのふたは約5mlの容量です。計量カップがない場合はこれを用いて希釈できます。
注)消毒液の入ったペットボトルは、誤って飲むことがないないよう消毒液であることをはっきりと表示してください。

例)原液が5%の消毒剤を希釈する場合

◆便や吐物が付着した床やおむつ等
キャップ2杯(約10ml)の消毒剤原液を、ペットボトル1杯(500ml)の水に加えれば50倍希釈となり、0.1%の消毒液ができます。

◆衣服や器具などのつけ置き、トイレの便座、ドアノブ、手すり、床等
キャップ半分弱(約2ml)の消毒剤原液を、ペットボトル1杯(500ml)の水に加えれば250倍希釈となり、0.02%の消毒液ができます。

 

次亜塩素酸ナトリウムを使用上の注意事項

・皮膚に対する刺激が強いため、手洗いなど人に対しては使用しないでください。
・消毒液が直接皮膚に触れないよう樹脂製(ビニールなど)の手袋を使用してください。消毒液が皮膚や衣服についた場合は、直ちに水で洗い流してください。
・使用するときは、換気を十分に行ってください。
・他の洗剤と混ぜると危険な場合があります。特に酸性の強い洗剤と混ぜると有毒ガスが発生しますので注意してください。
・次亜塩素酸ナトリウムで施設や器具を消毒する場合、濃度が濃いほど、また作用させる時間が長いほど、ノロウイルスに対して有効ですが、反面、腐食作用や漂白作用(変色する)が強くなります。上の表に示した消毒対象と必要な濃度は一つの目安ですが、消毒対象に対する影響が不明の場合は、最初は薄い濃度で試して様子をみてください。また、使用後は、必ず水で洗い流すかふき取ってください。
・金属に対しては腐食性があるため原則使用しませんが、使用した場合は使用後にしっかりと水で洗い流すかふき取ってください。
・薄めた消毒液は時間が経つにつれて効果がなくなりますので、使うときに原液を希釈して必要な量だけ作り、作り置きをしないでください。
・塩素は日光によって容易に分解するので、原液は直射日光の当たるところや、高温の場所には置かないでください。

 

 

 

 

 

PAGE TOP